「自律神経の乱れ/ブレインフォグ」
- kampo-kojyudo
- 4月8日
- 読了時間: 3分
「頭がモヤモヤ、ボーっとして思考がまとまらない。どうしてもそこから抜けだせない…」40代男性のご相談です。

「今日は自律神経が乱れていて、そのために不調が起きている」と自覚されている方が結構いらっしゃいます。一昔前はそこまで多くなかったような、、、それだけ日々の不調に悩まされ、原因や症状などを調べているうちに「あぁ~、これが自律神経の乱れなんだ」と感じ取れるようになったのだと思います。
自律神経に関する不調は、病院へ行っても治療法はなくストレスの問題とされたり、人に話しても分かってもらえない事が多いため、とにかく一人で我慢されている方が多いのが現状かと。また、ここ数年は急激な寒暖差、気圧の変化が大きいので自律神経のバランスをとるのが今まで以上に難しいと感じます。
上記の方は、ご自分の不調をどうにかして楽にしたい、改善したいと調べていくうちに漢方薬という方法があることを知って相談にみえました。
症状は「頭がモヤモヤする、注意力がない、情報をうまく処理できない」など、ブレインフォグ(脳の霧)といわれるもの。そして日光や電気の光がまぶしくて目を開けてられない。
このような症状を言葉で説明するのが何とも難しい、ふわっとした曖昧な表現になってしまうのが自律神経の乱れの特長だと思います。
その他に頭の熱っぽさ、胃痛、背中の痛み、口の乾き、口内炎があり、これらの症状はストレスがかかると著しく悪化する。体全体に硬さや緊張感があって緩めたくても緩められない、、、
自律神経でいうと交感神経が優位になりっぱなしで緊張や興奮状態が続いて、副交感神経のブレーキをかけられない状態です。
そこで緊張感をゆるめる生薬を主にした処方を調合してお渡ししたところ、ブレインフォグそして口の乾きは比較的速やかにおちつきました。胃の硬さと痛みがつづくため生薬の調整をくりかえして、2か月半でほとんど気にならないレベルまで改善。
このような自律神経の乱れによるブレインフォグには特徴的な症状はありますが、その他にどんな症状があるのか、体質として陰陽、虚実、寒熱などから、その背景にある病態をきちんと把握することで初めて漢方薬を調合することができます。生活に支障がでてしまう方は、漢方薬を選択肢の一つとして検討いただくといいと思います。
最後になりますが、漢方薬は自覚症状を主として考えるため自律神経を整えることを主眼としません。ただ不調が改善されていく中で結果的に自律神経のバランスが整うとは言えると思います。
漢方薬を上手に利用して、少しでも穏やかに過ごせますように☆彡




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