「50代からの皮膚トラブル」
- kampo-kojyudo
- 22 時間前
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「急に湿疹がでてきて、皮膚科へ何件か通ったのですが治まらなくて。今までこんなことは無かったのに…」50代後半、女性のご相談です。

皮膚のご相談は年齢を問わずありますが、10代から30代はニキビやニキビ跡が多く、過剰な皮脂分泌による毛穴の詰まりが原因とされています。
50代からは原因のわからない湿疹、皮膚炎、じんま疹などが突然出てきて、抗アレルギー剤やステロイド剤を使っても治まらなかったり、一時的に良くなってもまた再熱して炎症が慢性化してしまうことがあります。
このような方は、日々の食事や睡眠に気をつけたり、化粧品や寝具を変えたりと、生活の中でできる養生をしてみても改善が難しい方が、困り果てて漢方相談にみえることは少なくありません。
患部の状態は赤みや痒みのある湿疹が体のあちこちに出て散在するタイプ、痒みはなく表面の凹凸やザラつきが固定化するタイプ、赤くヒリヒリして炎症の強いタイプなどさまざま。
共通することは、急に痒み・赤み・熱感などの炎症が皮膚に出てきて、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら炎症が慢性化してつづく。
そのため先ず炎症を静めることが必要と考えますが、50代からの皮膚トラブルをみていると、単に表面的な炎症を抑えるだけでは難しいと感じています。
漢方の視点からみると、40代ごろから火を消す“陰の力”が弱まる傾向にあります。要するに、火事が起きても自力で消火できなくなるようなイメージ。これは閉経へ向かう女性特有の体の変化でもあります。全ての女性という訳ではありませんが、冷え性だったのが更年期から急に暑がりに、汗かきになったという方も。
このような体の変化も考慮して、50代からの皮膚トラブルに対する漢方治療を進めていく必要があると思います。患部の状態が一人ひとり違うように、体の状態や体質的なところも人によって異なります。
だからこそ、今、人に合わせた漢方薬が必要なのだと思います。
参考コラム:「皮膚病で漢方相談をお考えの方へ」
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