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  • kampo-kojyudo

「ノドの違和感」

更新日:2020年4月11日

ノドの違和感、と言っても、その方によって感覚的な表現は様々です。

何かつまった感じ、ひっかかる、痰がからむ、咳をしたくなる、イガらっぽい、カラカラする…

このような症状を感じた時に考えて欲しいことが2つ。

一つ目は、症状はいつから始まったのか?

2つ目は、思い当たる原因はあるのか?

この情報は大切ですので、記憶の糸を少したどってみてください。

症状の始まりが昨日今日のことであるなら、まず考えるのがウイルス性感冒による扁桃炎の初期。この場合はまず、板藍根(ホソバタイセイの根)の入ったものをお使いください。早めに対処すれば、ノドの違和感や軽い痛みは悪化せず炎症をやり過ごすことができます。ここでの大事なポイントは違和感を感じて直ぐに対処すること。なぜなら、カゼの病態は時間経過とともに体表面から体内(深部)へ移行するので、表皮の浅い部分に邪(ウイルス)がいるうちに鎮めることが大切だからです。


また一方で、カゼではなく精神的なストレスからノドの違和感を感じるケースも少なくありません。

この場合はカゼとはちがって炎症症状はなく、ノドに何かがつまっているような異物感を感じることが多いです。そして症状が慢性化しやすく、一時的に良くなってもまた繰り返す、ストレスを感じやすいタイプの方に多いのが特徴です。このようなタイプは、気の滞りが原因ですので、気の巡りをよくする蘇葉(しその葉)、陳皮(みかんの皮)など理気作用のある生薬が入った漢方薬がおすすめ。

軽いものであれば、運動や趣味など好きなことでストレスを発散できれば良くなることもありますが、繰り返し症状がでてくることも。本当にうっとおしいです。

何事も早めの対処が一番!もしかしてカゼ?それともストレス?原因が分からず心配に思っている方は、遠慮なくご相談ください。

なお、こちらでは板藍根の入ったものとして、イスクラ板藍のど飴、板藍茶を取り扱いしてます。カゼの流行期は品薄になりますので、ご来店前に電話でお問い合わせいただいた方が確実です~



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