「週末の夜になると寝つきが悪く、夜何度も目が覚めてしまうんです。日曜は特に、、次の日の仕事にひびいてくるので、この時だけ眠剤を使おうかと…」
体の不調がある時に薬を飲むのは当然ですが、その前にちょっと考えて頂きたいことが。
頭が痛い時、生理痛が酷い時は鎮痛剤、食欲がなく胃の調子が悪い時は胃薬というように、今は市販薬でも効果のいいものが沢山あります。ですので、何か不調がでた時には薬を使って治めるのは必要だと思います。ただし、その症状が繰り返し起こってきたら考えてみて下さい。それが、なぜ起こるのか?
この不眠の方を例に考えると、「週末の仕事が休みの日に」というのがポイントです。
それに気づいたら週末の生活をふり返えってみる…
夜遅くまで起きていて昼ごろまで寝てる、寝る直前にめいいっぱい夕飯を食べる、仕事で嫌だったことを色々思い出してはまたイライラするへ一歩も出ない等。
この方の場合は週末はテレビを見ていて殆ど外出しない、という生活だったため、ウォーキングをすすめたところ、寝つきがよくなり以前よりも熟睡できるようになりました。
このようにライフスタイルを少し変えるだけで、薬を使わずに改善できるケースは多々あると感じています。不眠では特に、ストレス、暴飲暴食、運動不足が原因のことが多いですので、同じようなことでお悩みの方は参考にお考え下さい。
ただ、ライフスタイルを変えてもうまくいかない場合は、心身(自律神経)のバランスが乱れていることが考えられますので、この場合は薬の力が必要。
薬(西洋薬、漢方薬)にもいろいろ種類がありますので、ご不安のある方は一人で悩まず、専門の医療機関に相談されてみて下さい。そうすることで、次の手が見つかるはずです!
Comments