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「パニック障害は漢方薬でよくなる?」

「1か月前に駅のホームで急に不安に襲われて、胸がドキドキして息苦しく、立っていられず、とりあえずその場に座り込んで落ち着くのを待ちました。その後、電車に乗ると予期不安に襲われ途中下車するように。メンタルクリニックではパニック障害といわれ、安定剤と抗不安薬を処方されたのですが、副作用が強く耐えらてなかったのと、飲み続けることに抵抗があり止めました。他に方法はないかと調べてみたら漢方薬がいいとあったので。でも、本当に漢方役でよくなるのでしょうか?副作用も大丈夫かなと…」

このようなご相談は、とても多いです。

パニック障害とは、なにも理由なしに急に不安になり、それと同時に動機、息苦しさ、体のふるえ、冷や汗、吐き気などを伴うものです。一般的に精神疾患とされ、病院ではベンゾジアゼピン系の抗不安薬やSSRIの抗うつ材が処方される方が多いです。

漢方薬ではよく、柴胡加竜骨牡蛎湯、抑肝散、半夏厚朴湯、帰脾湯などが使われていますが、これらの方剤を画一的に使うだけでは治まらないケースも多々みられます。それは決して、漢方薬が効果なかったと云うわけではありません。病態にその漢方薬が合わなかったということです。病態と漢方薬はカギとカギ穴の関係。きちんと合えば、効果の扉は開かれます。

突然に不安感が込み上げてきたり動悸が上がってくる病態を上衝といいますが、このような症状がある場合には桂枝、甘草の生薬が必須となります。

何度もお話ししていますが、漢方の方剤を選ぶ上で最もの大切なことは、病態を見極めること。なぜ不安になるのか、動悸がするのか、息苦しくなるのか、それは個々の体によって違います。症状と体質(虚実、陰陽)など総合的に見極めて漢方薬を調整していくことで、パニック障害は徐々に落ちつきます。

西洋薬に不安を持っている方、また西洋薬と一緒に漢方薬をお考えの方は、ぜひお近くの漢方専門の医療機関にご相談してみてください。

また漢方薬の副作用に関しても、カギとカギ穴の理論です。体に合ったものであれば副作用もなく、味も美味しく感じるはず。もし心配なことがでてきたなら、迷わず処方してもらった方にお尋ねください。そこでの遠慮は無用ですよ!

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