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「パニック障害と生理不順」

  • kampo-kojyudo
  • 2024年11月22日
  • 読了時間: 2分

「急にドキドキして息苦しくなって、このまま倒れてしまうのではと思うようなパニック発作をくり返す。そのころから生理が2、3か月に1回と遅れがちに…」40代女性のご相談です。



パニック障害はある日突然、不安や焦燥感にかられて居ても立っても居られない状態になります。それと同時に動悸、息苦しさ、めまい、耳のつまり、吐き気などが発作的に激しく起こるのが特徴です。発作が誘発されるきっかけは様々ですが、満員電車、地下街、会議室、検査室など閉鎖空間に近い環境に入ると起こったり、ある日食後に吐いてから昼食を食べるとパニック発作が出てくるようになった方も。症状は似ていても、発症するきっかけや突出する症状は一人ひとり違います。

さらに女性の場合、パニック障害とともに生理不順がみられることがあります。これは自律神経の失調が内分泌(ホルモン)に影響を及ぼすためと考えられ、一年以上生理が止まってしまうケースもあります。

このようにパニック障害と生理不順がある場合、中医学では心血不足、心脾両虚、心腎不交と考え帰脾湯、加味帰脾湯あるいは天王補心丹などが一般的に使われます。しかしこれらでは難しいケースが実際にはあり、生理不順を血虚と捉えて当帰、地黄などの入った四物湯を合方すればいいかというと、そう単純にはいきません。

上記の方はパニック障害に対する漢方薬を飲み続けていたら発作が起こらなくなり、その後生理周期も整って毎月来るようになりました。

体は一つの集合体。ある病因が、全然ちがう場所でさまざまな症状として現れることはよくあることです。複数の症状がある場合、根本にある病因が同じなのか別であるかの判断は難しいところですが、きちんと見ていけば分かるはず。

日々、真剣勝負です👀


参考コラム:「パニック障害」、「パニック障害/よく使う漢方薬について」

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