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「目の周りがピクピク…/眼瞼ミオキミア」

「疲れた時とか緊張した時に下瞼がピクピクする、、、少し休むとすぐに良くなっていたのですが、最近は休んでも変らず四六時中ピクピク。接客業なので人目が気になって…」

50代後半の女性でお店に勤ている方で、忙しくなると右目の下まぶたがピクピクし始め、特に接客中にミミズが這うような感じでピクピクが大きくなるので、困り果てて漢方相談にいらっしゃいました。

西洋学では眼瞼ミオキミアといわれ、目の眼輪筋が勝手にピクピク引きつり、虫が這うように波打つ症状をいいます。

はっきりとした原因は分かってませんが、自律神経の乱れ、睡眠不足、ストレス、眼精疲労、ドライアイ、飲酒などで誘発されるため、生活習慣に充分気をつけるよう喚起されています。

しかし、これらの事にを気をつけていてもl、目の周りのピクピクが良くならないばかりか、日々引きつりが強くなったり発症時間が長くなることがあります。



では、この様な症状を漢方でどう捉えるかですが、目輪筋の引きつりは血流が不安定なために起こるものです。筋肉は、十分な血(血液)や陰(栄養や潤いを与えるもの)があって初めてスムーズに動かせます。血や陰が不足したり流れが悪くなると、筋肉は滋養されず栄養不足になり、引きつり、ピクピクとなります。

漢方薬では、肝気の上亢を抑える抑肝散がよく使われますが、きちんと効果を実感するにはこれだけでは難しいケースがあります。

それは人によって、血の不足や滞り、陰の不足、肝の疏泄や上亢など、これらの程度が一人一人異なるからです。

当帰、川キュウなど血を動かす生薬の調整が大切になります。

これら体の状態を見極めて、適切な調整をすることで、同じ抑肝散でも効果がぐんと変わってくるのが漢方薬の奥深さであると、最近つくづく実感しております。

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