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「梅雨じたく/雨の前の不調」

「梅雨のころは雨が降っている時よりも降る前の方が体調が悪くて、頭痛、めまい、吐き気などで起きていられない程です。毎年のことなので、梅雨入りするのがとっても憂鬱…」いつもご相談にいらっしゃる30代前半の女性です。

このように雨の降る前に体調が悪くなる、という方は結構多いです。症状としては、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、むくみ、倦怠感、眠むけ、下痢などです。これらは気圧変動が大きいほど症状が激しく現れる傾向があります。雨の時の不調と同様に、体の水分代謝異常と胃腸機能の低下が背景にあるので、基本的には胃腸の働きをよくして、水の代謝を促すことが大切です。

雨の日の不調との違いは、雨の前は気圧変動が誘因となって体の水が異常な動きをするために起こる。一方で雨の日の不調は、湿度上昇のため体の湿気(内湿)が飽和状態になり水蒸気から水へと変化します。水は重く冷たいので、体の怠さや足のむくみ、冷えに繋がります。

雨の前の不調につかう漢方薬には、苓桂朮甘湯、沢瀉湯、五苓散、茯苓沢瀉湯などがあります。これらを効果的に使うには、その方の症状と激しさによって生薬を厳選し、生薬量を調整することがとても大切だと思います。


生活養生のポイントは、雨の日の不調と同じです。ただ気圧変化に左右されない体にするには筋力が必要です。より筋トレを意識してみて下さい。

☆胃腸に負担をかけない(冷たい物、甘い物、油物、味の濃い物は控えめに)

☆水分補給は温かいものか常温で、ゆっくり飲む

☆体を動かして代謝を促す(ウォーキング、ストレッチ、筋トレなど)

これらを参考に、梅雨の不調が少しでも楽になりますように~


参考コラム:「梅雨じたく/雨の日の不調」



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