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「低気圧頭痛/気象病頭痛」

「低気圧が近づいて雨が降り出しそうな頃に、頭が重くなってきて激しい頭痛が始まるのです。またか、、と思って市販の頭痛薬を飲むのですが、だんだん胃の調子が悪くなってきたのであまり薬は飲みたくないのですが、頭痛もつらいのでどうしていいやら」

急激な気圧の変動でで頭痛スイッチが入る気象病頭痛。

どんな方に起こりやすいのでしょう?

相談にいらしている方には、ある共通点が…

気象病頭痛になりやすい方は、体に吸収できない水(水飲)が多くなり、水の偏在が起こる傾向があります。体に余分な水が増えると、雨や湿気(湿邪)の影響を受けやすくなるのです。

気象病の特徴としては、雨の降る前の急激な気圧低下時(風湿邪)に発症して、雨が降ってしまうと治まることが多い。ということは、その急激な気圧低下という自然現象(風湿邪)が誘因となって、体に偏在している水(水飲)が上衝し、頭部に張り出すために起こる痛みと考えられます。

ですので、体に偏在している水を取り除くことができれば、急激な低気圧がきても頭痛は起こらなくなります

それでは、実際にどのような方に水の偏在が起こりやすいのでしょうか?


1.胃腸が弱い

普段から食が細く、食べ過ぎると胃もたれしたり下痢しやすい。胃腸が弱いため、飲食したものをしっかり消化吸収できず、それが余分な水(湿、痰飲)となり全身の至る所に溜まります。

胃に溜まれば、チャポチャポする(腹水音)、吐き気、食欲不振。

腸に溜まれば、下腹部がグルグル鳴る、下痢軟便。

皮下に溜まれば、浮腫み。

漢方薬では、苓桂朮甘湯、半夏白朮天麻湯、六君子湯などが一般的に使われます。


2.過剰な水分摂取

喉が渇いていなくても何となくお茶を飲む、毎晩缶ビールを飲むという方は、摂取する水分量が多いために吸収されない水が溜まりやすい傾向に。特に冷たいものを一気にゴクゴク飲む、という飲み方は注意が必要です。暑い時に冷たい飲み物は口当たりがよく美味しいですが、胃腸を冷やすために働きが弱くなり、水の吸収が悪くなります。水分をとることは大事ですので、なるべく常温で、ちょこちょこ口に含む感じで飲むようにしてみて下さい

またこのタイプの方は、飲む量に対して尿量が少ない傾向があります。尿の排泄量が少ないということは、飲んだ水が体のどこかに溜まっているということ。

漢方薬では、むくみ、口渇、尿不利に五苓散が適応になります。


3.筋肉量が少ない

普段運動は余りしない、動くのが億劫、ぽっちゃり体型という方はこのタイプのことが多いです。

では体の筋肉量が少ないと、なぜ水飲が溜まりやすいのでしょう?

それは体に必要な水は、筋肉に保持されている割合が大きいからです。そのため筋量が多い人ほど気象病頭痛になりにくく、筋量の少ない特に女性は気象病頭痛を起こりやすいと言えます。

これから何か新しい運動に挑戦するのは難しいと思うので、お買い物ついでにウォーキング、昼食前にスクワット、というように毎日の生活にプラスαする感覚で始めてみて下さい!


気象病頭痛対策としてポイントは3つ、

☆腹八分目にして、胃腸に負担をかけない

☆水分補給は、常温のものを少しずつ口に含む

☆ライフスタイルの中にプラスαの運動をとり入れてみる


以上、少しでも参考にしていただけたら。

これからも、くり返し低気圧はやってきます。

いつ何が来ても動じない体作りを、一緒にしていきましょうね~

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