- kampo-kojyudo
漢方+α(ウォーキング編)
漢方相談の中で必ず質問させていただくこと、
何か運動をされていますか?
7~8割の方(50代前後)が、特に何もしてません、とのお答え。

運動した方がいいのは分かっているけれど、日々の生活に追われて時間がとれない、寒いし用事もないのに外へ出るのは億劫…。
みなさん、いろいろな環境下で生活されているので、そこに新たな「運動」を組み込むのは難しいのかと思います。
でも、『漢方薬+ウォーキング 』 してもらうことで、薬の効果が実感しやすくなるのは確かです。
歩くことのメリットは、主に3つ。
1つは、全身の代謝(気、血、水の巡り)がよくなる、
2つ目は筋力がUPする。
すると、滞っていたものが流れるようになるため、肩こり、手足の冷え、浮腫み等が楽になるのを感じると思います。
PMS、更年期、冷え性の方には特におすすめ。
このような症状のある方は、血行不良、ホルモンや自律神経のバランスの乱れが考えられるため、漢方薬も血を整える、当帰、芍薬など使うことが多いです。
さらに続けることで筋力がついてくるので、体が引き締まり、疲れやすさや倦怠感を感じにくくなります。(筋力をつけるには食事内容も大切ですので、その点は別の機会に)
また女性に多い、気温差や寒暖差での体調不良が起こりにくくなります。
気象病、アレルギー体質の方におすすめ。
そして3つ目、終わった後に
気持ちがいい!
これが最大のメリットと思います。
ウォーキングの目安は、週2~3回で1回30~60分。
その方の体力によって短い時間からで構いません。
リュックを背負って、なるべく手ぶらの方が歩きやすいです。
先日、患者さまから教えていただいた携帯アプリ、歩数計Maipo
一日で歩いた歩数、距離、消費カロリーなどが分かるので、自分の目標をもって楽しみながらチェックできておすすめです。
そろそろ紅葉シーズン。
素敵な場所、ステキな出会いを探しにお出かけしてみてください。
そして、私にも教えていただけたら嬉しいです🐾