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夏バテ1、食欲不振はどうしたらいい?

最終更新: 8月28日

連日の猛暑日のため、「体がだるい、食欲がない、胃痛、胃がムカムカする、軟便ぎみ、便が出にくい…」等の症状がでている方が多いです。「夏バテ」ですので、暑さが収まれば症状も落ちつくのでそこまでの辛抱なのですが、毎年夏はやってきます…

では、どういうタイプの方が夏バテしやすいのでしょう?

まず、もともと胃腸が弱い方です。

夏バテの症状をみると、食欲不振、下痢軟便など胃腸の不具合が目立ちます。これは暑邪(暑さ)が胃腸を攻撃するためで、普段胃腸が丈夫な方でも多少食欲が落ちたり、ステーキ、豚カツより、麺類やゼリー等、のど越しのいいものを好む傾向がありす。

ですので、食欲(何をどの位食べたいか?)と便の状態は、胃腸状態の大きなバロメーターになりますので、毎日チェックしてみてください。

その他に、胃痛、吐き気、下痢軟便、手足の倦怠感、疲れ等があれば、その方は「胃弱型夏バテ」と言えるでしょう。

漢方では一般的に、補中益気湯、六君子湯、香砂六君子湯などが適応となります。

次に、「水分の過剰摂取による夏バテ」についてです。

暑さで喉が渇いて、冷たい飲み物を大量に飲む。そのため、胃がチャポチャポして食欲がなくなり、腸では大量の水を吸収しきれず下痢軟便になる。

この様なタイプで、普段胃腸は丈夫で、とにかく熱がり、とにかく喉が渇く、このような方は白虎加人参湯。

口渇、尿が少ない、浮腫、下痢の場合は五苓散の適応となります。


また、「自律神経失調型の夏バテ」も最近多くみられます。

このタイプの方は、朝起きるのが苦手で午前中はエンジンがかかりにくいです。

さらに日中体がだるく、食欲なく、動けないが、夕方以降になると食欲も出て元気になる。

朝起きるのが遅いため夜なかなか眠つけず眠りが浅い、クーラー等の冷気が苦手、なのも特徴です。

夏でなくてもこのような傾向があり、めまい、立ち眩みを起こしやすい場合は、苓桂朮甘湯の適応となります。


このように、夏バテをしやすい方の特徴を書いてみましたが、勿論これが全てではありません。

一人ひとり体は違う、そのため上のタイプびったり当てはまる方のほうが少ないかもです。


最後に東洋医学的に、夏バテによる食欲不振を乗り切る方法。

大事なことは、いつも以上に胃腸を労わり大事にしてあげることです。

冷たいものの取りすぎ、暴飲暴食に気をつけると、胃腸は元気でいられます。

それと、睡眠です。

夏は気(元気)と陰(水)を消耗するため、いつもより1時間早く寝るよう心がけてみてください。


それでは、夏を元気にめいいっぱい楽しみましょう~!

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