カゼを引いて一週間、あともう少しで治りそう…
今回は、このような時に気をつけて頂きたい生活養生についてお話しします。
本来、カゼを引くということは、正気 vs 邪気の状態。
からだを守ろうとする力と、体を攻撃してくる力(ウイルス、細菌など)の闘いです。
この闘争がはげしいと、高熱や頭痛などの症状も激しくなります。
そして、鼻水、鼻づまり、咳、痰、などに移り変わり、落ちついていく。
あともう少しで完治する、と思ったときに気をつけて頂きたいこと、
それは、暴飲暴食と睡眠不足。
元気をつけようと、焼肉やウナギなどの油っぽい物や、カレーやタイ料理などの香辛料の強いもの、そしてアルコール類は、胃の熱や炎症を助長するため、極力控えた方がいいです。
この時期は、なるべく薄味であっさりしたもの、消化の良いものを腹八分目にとると、胃腸への負担が少なくなり回復力を助けてくれます。
さらに、十分な睡眠は必須です。
カゼとの闘いで、からだは消耗していますので、いつも以上に睡眠時間をとるよう心掛けてください。
ここで無理をしてたり、徹夜したり、食事を抜いたりすると、ぶり返すことが多く、今度は治りにくくなります。
まとめますと、カゼの治りかけには、胃腸に負担の少ない食事と十分な睡眠。
この2つに気をつけてもらえれば、カゼの回復が早くなります。
それでも、咳や痰が残る、体がスッキリしない、という方はご相談ください。
漢方薬でからだを調理(調整)されると、数日で抜けてきます。
まずは生活養生で、上手にカゼを追い出していきましょう~✊✊
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