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「10代20代の生理痛」

更新日:1月27日

「生理になると激しい腹痛があって布団の上で七転八倒。生理は月に一度なので、痛みの激しい時時に鎮痛剤を飲めばいいかなと思っていたのですが、最近は鎮痛剤を飲んでも治まらないのと、胃をやられてしまって…」20代前半の方のご相談です。

生理周期は一般的に30日前後ですので、生理痛のつらい1~2日目に痛み止めを飲めばとりあえず治まることが多いです。しかし、上記のように鎮痛剤で痛みが治まらない、飲むと胃痛がするといった方が最近多く相談にいらしてます。若い方の激しい生理痛は子宮の過度な収縮によるもの、胃痛は鎮痛剤が胃に負担になるためです。

漢方薬には生理痛に対して様々なアプローチのものがありますが、基本的には子宮の過度な収縮を和らげ、血行を穏やかにスムーズに促すことに焦点を当てます。そこに冷えや胃腸の弱さがあれば、それも考慮した生薬を使って処方を組み立てていきます。

10~20代の生理痛は病理が複雑でないため、漢方薬の服用で比較的速やかに効果を実感できるのではと思います。ただし、体の状態に合った漢方薬を服用することがとても大切になりますので、おつらい方はぜひ漢方専門の医療機関へ相談されて下さいね!


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