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  • kampo-kojyudo

「頭痛もち」

「幼少期からお気に入りの薬を持ち歩いていたほどの頭痛もち。去年の台風以来、目の奥から頭にかけてズキズキし重苦しく、ひどい時は吐いてしまう。毎日2回鎮痛剤を飲まないと生活できない…」40代女性のご相談です。



この方のように毎日痛み止めを服用しないといられない、慢性的な頭痛を持っている方は年齢問わずいらっしゃいます。この方たちが心配なのは、薬を飲んでも痛みが治まらない、薬を飲むと胃腸の調子が悪くなる、この先もくり返し頭痛に悩まされる等。要するに頭痛が起こった時に飲む薬でなく“慢性的に頭痛が起こらないような体にしていきたい”という根本治療を漢方薬に求めている”のだと感じています。


漢方薬の中にも根本治療のものと、まず痛みを止める対処治療があります。例えば芍薬甘草湯(芍薬と甘草の2味から構成)は、頭痛、歯痛、生理痛、こむら返りなど突然ギューっと収縮するような激しい痛みに頓服で使うと比較的速やかに効果があります。このような激しい頭痛時に上手に活用してみて下さい。


頭痛の根本治療となりうる漢方薬はたくさんあります。ただ選択肢が多いため、どれが合うのか判断が難しいともいえます。漢方薬はその方の状態に合えばスッと楽になりますが、合わないものは何か月飲んでも効果はみられません。


ではどうやって根本治療となり得る漢方薬を選択するかですが、

◎まず「どういう時に頭痛が起こるか」をみて下さい。

雨の降る前(低気圧がやってくる時)、寒暖差が大きい時、生理前後、排卵期、疲れた時など。


◎次に「どこがどういう風に痛むか」

側頭部、または片側がズキズキ、ガンガン、重い、輪がはまっているなど。


◎最後に「頭痛とともに起こる症状」

吐き気、肩や首筋の凝り、歯痛、冷えなど。


これらの情報と体質から頭痛の病態を可視化して、適切な漢方薬を選ぶことが大切になります。


次回は、一般的によく使われる頭痛の漢方薬についてのポイントをお話ししていきます☆彡

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