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  • kampo-kojyudo

「閉経期のホットフラッシュ」

更新日:3 日前

「40代から上半身がほてりやすく、去年の閉経ごろから急に背中からカーっと熱くなったかと思うと今度は寒くなり体温調整がうまくできない…」50代女性のご相談です。



このような急激なほてりは40~50代に多く、一般的にホットフラッシュといわれ更年期症状の一つとされています。ほてりは上半身(特に頭、顔)を中心に、外気温に関係なく「突然顔がフワッと温かくなる」から「カーッと熱くなり汗が止まらない」まで、程度には個人差があります。それを日中10回以上繰りかえしたり、夜中に熱くて何度も目が覚めたり、着替えが必要なほど寝汗をかいたりすることも。


ホットフラッシュの病因は閉経期による血の損失によるものです。、今まで子宮を養っていた陰血が閉経によって枯渇状態になるため、全身の陰血のバランスが乱れ“虚熱”という病態が起こります。虚とは不足のことで、本来閉経は血の枯渇ですが、血は陰中に含まれるため陰虚にもなり得ます。陰という物質の不足によって、相対的に陽気が仮亢進となるため、結果として熱が発生する、というのが虚熱です。

もともと暑がりの方、または疲れると体に熱(微熱、咽痛、膀胱炎などの炎症)を帯びやすいタイプの方に閉経期のホットフラッシュは起こりやすいといえます。


一般的によく使われる漢方薬には、四逆散加減の加味逍遥散、小柴胡湯加減の柴胡桂枝湯そして柴胡桂枝乾姜湯などがあります。実際の臨床では、これだけではホットフラッシュが鎮まらないケースがあるため、黄連、黄芩、山梔子などの清熱薬を加える必要性がでてきます(エキス剤であれば黄連解毒湯を合方)。

何をどれだけ加えるかは、その方の症状と体質によりけり。

ここをきちんと把握できれば、閉経期のホットフラッシュは漢方薬で落ちついてくるはずです!



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