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「足の吊り/こむら返り/芍薬甘草湯は長期服用しても大丈夫?」

「ゴルフのラウンド中に足がつるので困っていたんだけど、芍薬甘草湯を進められて飲んだら吊らなくなってビックリ!だから、今はポケットに常備してるんだ。本当に助かるよ~」

このようにゴルフだけでなく、ウォーキング、ジョギング、そして生理前、生理中に足が吊りやすいという方が多いです。

漢方薬で葛根湯に次いで有名な処方が、この芍薬甘草湯ではないでしょうか。

芍薬甘草湯は、芍薬と甘草の2つの生薬から構成せれているため、速やかに効果を実感できるのが魅力です。しかも、クセがなく飲みやすい!

漢方薬は生薬の種類が少ないほど1つの生薬の働きが強調されるため、病理に対してシャープに働きます。そのため病態に合えば、驚くほど即効性があります。ただし、「病態に合えば」ということがポイントです。

芍薬甘草湯の原典は、傷寒論の発汗後病にあります。そこには、汗や尿がたくさん出た後に突然起こる足の痙攣に使う、と記されています。すなわち、体から水や栄養(陰分)が失われ、筋肉は脱水、栄養不良、イメージとしてはパサパサしたササミの状態。具体的な場面としては、運動で汗をかいた、筋肉を使った、利尿剤などで尿を排出させた、生理前中などの足のつりに芍薬甘草湯の出番があると考えられます。

そして服用の仕方にもコツがあり、1日3回毎食前、というよりは、夜中や明け方に吊る方は就寝前、運動時に吊る方は運動前に飲むことをお勧めします。そして吊った時用にポケットや枕元に置いて発作時に飲むと、繰り返し吊らず、さらに起きた時の足の違和感が楽にすみます。


また芍薬甘草湯に入っている甘草は、取りすぎると高血圧や浮腫みなど(偽アルドステロン症)のリスクがあります。甘草の量は7.5g/1日上限となっていて、1日3回飲んでも満たない量のため過度に心配する必要はありませんが、漢方薬を数種類使われている方は、リスクを避けてピンポイントで服用した方が安心です。

最後に、芍薬甘草湯は足の吊りのほか、生理痛、下腹部痛、頭痛(緊張性)にも使えます

ポイントは、ギューっと絞めつけられるような痛み。


それでは、上手に芍薬甘草湯をお使いくださいね~



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