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「自律神経の乱れ/ブレインフォグ」

  • kampo-kojyudo
  • 4月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月15日

「頭がモヤモヤ、ボーっとして思考がまとまらない。

どうしてもそこから抜けだせない…」40代男性のご相談です。



「今自分は自律神経が乱れていて、そのために不調が起こっている」と自律神経のアンバランスさをはっきりと自覚されている方がいます。

それだけ日々の不調に悩まされ、何故それが起こるのか原因を調べていくうちに知識と経験を積んで自律神経の乱れを感じ取れるようになったのだと思います。


自律神経に関する不調はご存じの通り、病院では病気とはみなされずにメンタルの問題として精神科の受診をすすめられたり、ほかの治療法や改善策もないため、とにかく我慢するしかないと思っている方が多いです。

更にここ数年は急激な寒暖差、気圧の変化が大きいので自律神経のバランスをとるのが今までになく難しいと感じています。


上記の方は、いろいろ調べられて漢方薬という方法があると知って期待を胸に相談にいらっしゃいました。

症状は「頭がモヤモヤする、注意力がない、情報をうまく処理できない」など、ブレインフォグ(脳の霧)といわれるもの、そして日光や電気の光がまぶしくて目を開けてられない。

何とも言葉にするのが難しい、感覚的でふわっとした曖昧な表現になってしまうのが自律神経の乱れによる不調の特長だと思います。


自律神経は末梢神経の一つで、脳や脊髄の中枢からの指令を体の末端まで伝える役割を担っていて、ほかに感覚・運動神経も走行しています。

そのため「モヤモヤ、フワフワ、ボーといった感覚的な不調といっしょに頭の回転、体の動きの鈍さ」を感じます。


このようなブレインフォグの症状だけでは漢方薬を合わせていくことはできないので、ほかに体が何を発しているのかをみることが非常に大切になります。


頭の熱っぽさ、胃痛、口の乾き、口内炎があり、これらの症状はストレスがかかると著しく悪化する。

また話をしている間は背筋をピンと伸ばして姿勢を崩さない、口調に慎重さや緊張感を感じることもあれば敢えて軽やかに話そうと努めていることも。

硬さや緊張はご自身も自覚されていて、それを緩めたいけれど上手く緩められない、、、


自律神経でいうと、交感神経が優位になりっぱなしで緊張や興奮がつづいて副交感神経のブレーキをかけられない状態です。


そこで緊張感をゆるめる柴胡、芍薬を主にした処方を調合してお渡ししたところ、ブレインフォグそして口の乾きは比較的速やかにおちつきました。

胃の硬さと痛みがつづくため生薬の調整をくりかえして、2か月半でほとんど気にならないレベルまで改善しました。



漢方薬は自覚症状を主に考えるため自律神経を整えることを主眼としません。

ただ「不調が改善されていくと、結果的に自律神経のバランスが整う」といえると思います。



生活に支障がでるようでしたら、漢方薬を。

軽いものであれば生活養生で緩和することもありますので、コラム「自律神経失調症」を参考にご覧になってみて下さい。

日々の不調が和らいで、少しでも穏やかに過ごせますように☆彡









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