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「胃腸に負担をかけない食事、とは?」

胃腸病、気象病、皮膚病の方には、養生として何度となくお話している「胃腸に負担をかけない食事」について。少し補足を…

胃腸に負担をかけない食事というと、食べ過ぎや飲みすぎによって胃腸に過剰な負荷がかかり働きが悪くなるため過食に気をつけて下さい、という趣旨のメッセージでした。

ただ最近、この言葉だけでは足りないと感じています。ある皮ふ病の方が、食後に皮ふの痒みが悪化するので、1日1回だけ普通に食事をとる、お腹がすいたら甘くないお菓子を摘まむとのこと。この話を聞いて、今の食生活で本当に皮ふの状態がよくなるのか、引っかかりました。確かに過食ではないので胃腸に負担はかけてないですが、明らかにエネルギー不足です。湿疹のない皮ふは乾燥して潤いがなくカサカサ、一方で湿疹のある皮ふは炎症が治まってからの瘢痕がなかなか消えず治りが悪い。すなわち、この方の場合は胃腸に負担をかけずに栄養もきちんとることが必要なのです。食養生として、1日3食(肉魚などタンパク質もしっかり)+補食(バナナ、ドライフルーツなど)。食後に痒みが悪化するのは胃腸の働きが弱いためですので、食養生とともに胃腸の働きをよくする生薬(半夏、厚朴、陳皮、茯苓、人参など)の入った皮ふ病の漢方薬を服用することで改善へと導いていきます。

もう一度おさらいです。

胃腸に負担をかけない食事とは、「過食せず腹八分目」「刺激物、油っこいも、甘い物のは控えて薄味に」「胃腸を冷やさない」「1日3食+補食(栄養を補う必要があれば)」

一人ひとり体の状態がちがうため、養生レシピが定まらず申し訳ありません。試行錯誤、修正も入れつつ更新していきますので、分からない事がありましたら、遠慮なくお尋ねくださいませ_(._.)_

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