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  • kampo-kojyudo

「胃の不調があるときの食事について」

「旅行から帰ってきてから吐き気が続いている。いつも船に揺られるように胃がムカムカ、お腹がすいて何か食べるとムカムカが強くなるので食事をするのが怖い。こんな時はどうしたら…」60代女性のご相談です。

お正月明けからこのような胃の不調のご相談が多く、患者さまからは、少し無理をしても食事をした方がいいのか、それとも食べない方がいいのか、という質問があったため、今回は胃の不調時の食事についてお話しさせて頂きます。

詳しい説明に入る前に、コラム「胃が気になる(胃の存在感)/漢方でのアプローチ」

「胃が気になる/よく使う漢方薬について」をご覧いただくと、より今回の内容がスムーズに理解できると思います。

その中で、食欲がなく食べられない(胃虚)と空腹感はあるけれど食べると悪化する(胃気不和)2タイプに分けてお話しましたが、ここでもタイプ別に説明していきます。


☆胃虚(食欲がなく食べられない)

本来、または何かのきっかけで胃の働きが弱くなり、食欲や消化吸収する力が低下した状態。症状としては空腹感がない、食欲がない、食少、食後眠くなる、疲れやすいなど。

このタイプの方は一度にたくさんの量を食べると胃の負担になり、より一層働きが弱くなるため、1日5食位に分けて食事をとる。水分も一気に大量にとると吸収できず胃がチャポチャポするので、口に含むくらいの量をちょこちょこ飲むようにする。

人参製剤の漢方薬と一緒にこのような食事にしてもらうことで、胃は元気に丈夫になっていきます。


☆胃気不和(空腹感はあるが食べると悪化する)

お腹がすいて何か食べたい欲求がある時は、胃虚ではなくこちらのタイプになることが多い。食べたものを上手く処理できないため、食後に症状が悪化するのが特徴で、胃が痞える、張る、停滞感が強い、ゲップ、ムカムカなど。

こちらも一度にたくさんの量を食べると消化できないため1日3食、腹七分目を心がける。消化機能を正常に戻すには胃を休める時間が必要なので、間食は控える。

半夏、黄芩、人参など胃に停滞したものを取りのぞく生薬を使いなから、このような食養生を心がけることで症状は楽になります。


最後になりますが、どちらも共通することとして「食べ過ぎない、薄味に、温かい物をとる」

これらを参考に胃を整えてください。一日も早く、食べることが楽しみになりますように!😋


参考コラム:「胃が気になる(胃の存在感)/漢方でのアプローチ」

        「胃が気になる(胃の存在感)/よく使う漢方薬について」

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