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「皮膚病/忙しいと悪化する痒み」

更新日:10月21日

「小さい頃からアトピー性皮膚炎で、ここ最近仕事がものすごく忙しくストレスも多いためか、首が痒くて我慢できない。ステロイド軟膏をぬると落ちつくけれど塗らないとまた痒みがでてくる。なるべく強い薬は使い続けたくないので、漢方でどうにかして欲しい…」30代女性のご相談です。

仕事や生活が忙しいと症状が悪化するという方は多いですが、ここで大切なのは忙しいと何故悪化するのかです。体の疲労、ストレスによる情緒の不安定さや緊張、また食事の乱れ、睡眠不足など忙しさによる心身への負担、そしてライフスタイルへのしわ寄せが考えられます。まずはご自分の心と身体の状態、そしてライフスタイルをふり返り何が大きく変わったのか考えてみて下さい。そして変わった部分を元のいい状態に戻せるのであれば、できる限り戻していく。難しいこともあると思うので、皮膚病において大事なポイントをお話しすると“食と睡眠の量と質”です。

食は皮ふを養うも源になるため“不足せず、過ぎず、旬のものをシンプルに調理する”これが基本になります。一食の量は腹八分目。食べ過ぎると胃の負担になり消化不良となったものが、痰飲、痰湿、湿熱といって体に不要なものが邪と化し、痒みをひき起こしやすい状態をつくります。さらに痒みとともに赤みや熱感がある場合は皮膚に炎症があるので、辛いもの(カレー粉、唐辛子、ニンニク)、揚げ物(フライ、天ぷら等の油の多い物)、アルコール類は極力控えて下さい。これらは炎症を助長し痒みを悪化させるので注意が必要です。

睡眠は心身の疲れ、皮膚のダメージを修復する時間ですので“なるべく0時までに布団に入り5~8時間は眠るよう心がけて下さい”。忙しいと頭が冴えてしまって寝付けないという方が多いですが、そんな時は短い時間でいいのでリラックスできる音楽を聴いたり、本を見る、ストレッチするのもお勧めです。気持ちよく眠りにつくにも準備が必要です。なるべく心と身体の緊張、興奮をとってからお布団に入ると、スムーズに眠りにつけるようになります。

これらを参考にご自分のライフスタイルを整えてもらうと、忙しさで痒みが悪化することが少なくなると思います。それでもつらい時は漢方薬、まずは日々の食と睡眠を大切にしていきましょうね~✊


参考コラム:「皮膚病で漢方相談をお考えの方へ」「皮膚病とアルコール」「皮膚病の治り方」

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