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「皮膚病の治り方」


漢方薬を飲まれている皮膚病の方で、ここ最近グンっと良くなった方々がいらっしゃいました。

今まで良くなったり悪くなったり、一進一退をくり返していた症状が秋の訪れとともに一気に改善へ、どうしてなのでしょう…

赤み、熱感、痒みがあって、体が温まるとこれらの症状が悪化、雨の日は浮腫んだように腫れぼったい感じがする。秋になって急速に改善した皮膚病には、このような特徴がありました。漢方では湿熱という病態になります。体の中に霧のような水蒸気が立ち込めていて、それが体の過剰な熱と結びつくと皮ふの内壁にペタっと貼りつくため、通気、換気がうまくできなくなります。そのため体に熱がこもり、ある部分に炎症が起きやすい病態になります。

皮ふの悪化原因はその方によりますが、湿熱の皮膚病の特徴は高温多湿な気候、辛辣な食べものの過食、アルコールや清涼飲料水の多飲など、体に過剰な湿(水)と熱を帯びることで悪化する傾向があります。ですので湿熱の皮膚病は梅雨から夏が一番つらい時期、すなわち秋から冬は緩解の時期といえます。この場合、急性期には湿熱をとり除く治療(標治)、緩解期は湿熱の根本にあるものを調整する治療(本治)を行います。本治をきちんとすることで次の梅雨に症状をくり返さない、ここが治療の大事なポイントとなります。

漢方薬を飲まれていても皮ふ症状が安定しないこともあると思いますが、病態によって良くなる時期がありますので、しばしご辛抱を。もし不安でたまらなくなった時は、遠慮せず担当の先生に状態を伺ってみてください。

道のりは山あり谷ありですが、根気よく続けていくことで改善のきざしは見えてきます。

焦らず、諦めず、一緒にがんばって行きましょう!



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