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「慢性疲労症候群」

最終更新: 2020年11月27日

「数か月前にカゼを引いた後から倦怠感、疲労感が続いていて、朝起きようと思っても体が鉛のように重たく起き上がることができない。やっと昼ごろに起きて少し動けるようになった夕方頃、何だか熱っぽくなり、体温計で測ってみると36.9℃。今度はカゼっぽくて体がだるい…」

この方は、まず病院を受診し、血液検査をしましたが特に異常はなく、慢性疲労症候群と診断されビタミン剤と漢方薬を処方されました。1か月経っても状態は変わらず、色々調べて漢方相談に行きついた方です。


慢性疲労症候群は、体の怠さ、疲労感、熱感、頭痛、咽痛など、何だかカゼっぽい?と思うような身体症状と、不眠、無気力、気ウツなどの精神症状と両方みられます。慢性疲労症候群の辛いところは、これらの症状が日々継続して起こり続けていることに加え、周囲からは病気だと認識されにくいところにあります。怠惰なだけ、メンタル疾患では?とも受けとられやすいため、ご本人は何とももどかしく感じられると思います。

本当はもっと体を動かしたい、けれども体が思うように動かない、起き上がりたくても起き上がれない、といった身体的な要因が大きいのです。


では身体的な要因とは何かですが、過剰なストレス、疲労や消耗、または思春期、更年期などによる自律神経やホルモンバランスが乱れている状態と考えられます。ですので、体の消耗を補い、バランスの乱れを調整することが必要となります。


漢方では一般的に、補中益気湯、人参養栄湯など人参、黄耆の入った方剤を使いますが、実際にはこれだけでは難しいことも多いです。大事なことは、今強く表れている症状は何故起こっているのか?胃腸の弱さ(脾虚)、体を潤すものが少ない(陰虚)、体を温めるものが少ない(陽虚)、これらの連携が上手くいかない等、いろいろ考えられます。そこを見極めることが、改善への近道です。


漢方相談はお電話でもできますが、できれば初回はお店にいらして頂きたいです。

体、声、表情、舌など、お会いした方がより正確な情報が得られるためです。

ご不明な点がありましたら、お問い合わせください。


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