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「寒暖差の不調」

更新日:3月5日

「急に気温が上がったり下がったりすると、夜中に頭痛そして朝起きると首や肩がコリコリ、日中は顔が火照ったり寒くなったり…自分の体がよく分からない…」30代女性のご相談です。



ここ最近の気温の変化は大きく、一日の中でも10℃以上差があったり急に20℃の日もあったりと体がついていかない、コントロールできないと感じている方がたくさんいらっしゃいます。また寒いところから急に満員電車に乗ったり、暖房の部屋に入ると体調が悪くなるという方も多いです。


寒暖差で起こりやすい症状には「頭痛、頭がボーっとする、顔がほてる、汗が止まらない、気持ち悪い、ソワソワ落ちつかない、体に力が入らない、眠気など」。このような寒暖差不調を起こしやすい方は、気圧変化に反応する気象病もみられることがあります。気象病は急激な湿度変化に対応できない、体に水を溜め込みやすい(水毒)タイプに多いです。一方、寒暖差の不調は血管の収縮と拡張が気温にうまく対応できない、血流が滞りやすい(血行不良)タイプに起こりやすいと考えられます。どちらも自律神経の交感神経と副交感神経のアンバランスさと関係しているため、自律神経を整えることで寒暖差の不調も和らげることができると言えます。


では年々激しくなっている寒暖差に対して、私たちはどのような対策をしていけばいいのでしょうか。ライフスタイルの3本柱である睡眠・食事・運動の中では、特に運動を強化することが大切です。体を動かすことで体温が上昇して汗が出る、発汗によって体温が下がる。その過程の中で血管の拡張、収縮が自然となされています。その反復練習こそ、寒暖差の不調を和らげる一助になると考えられます。


お勧めは、インターバル歩行。たてとえば20分ウォーキングする時に、ゆっくり歩行と速足歩行を交互に行う方法です。これによって心臓や肺への負荷強度が変わり、血流の速度も変化するため、急激な寒暖差に速やかに対応する訓練となります。


お天気のいい日にお試し下さい~

そして、できれば継続!

これが大切です✊



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