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  • kampo-kojyudo

「初めての漢方相談/代理または電話相談について」

「本人が忙しくて来られないのですが、最近めまいと吐きけがつらく仕事ができない日があるそうで。私が分かる範囲でお話しするので漢方薬を調合してもらえますか?」30代女性のお母さまより。

このようにお母さま、娘さんなど代理の方が相談にいらして漢方薬を調合して欲しいという要望が増えてきているため、一度きちんとお話ししなければと思いました。お仕事の関係、小さなお子さんの育児、ご高齢で外出が難しいなど、いろいろな諸事情でご本人が来られないケースがあるのは充分理解しています。その上でのお願いなのですが、初回相談の時はできる限りご本人様にいらしていただきたいです。なぜなら漢方薬は個人差、個体差を重んじて病の状態を把握するという特徴のある医療だからです。例えば眩暈によく使われる漢方薬に五苓散、苓桂朮甘湯、真武湯という処方がありますが、眩暈という症状だけではどれが良いのかは選べません。または他の処方の方がいいケースもあります。体の中の病態は人其々。それをきちんと把握することで、どこの何をどうすればいいかが見えてくるのです。そのためには症状は勿論ですが、体つき、声、肌質、舌の状態などを五感でみることも大切になります。

初回にいらしてもらえれば、2回目以降は代理の方から状態を伺ったり、電話で状態を教えてもらい代理の方に取りに来ていただく、または郵送もできます。

一人でも多くの方に漢方薬の効果を実感していただくために~ご協力の程お願いいたします_(._.)_

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