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「冷え性/タイプ別による漢方薬の使い方~」

最近気がついたこと…。

ご相談にみえる女性の8割以上が、自分は冷え性だと自覚している。

主訴は冷え性でないこともありますが、20~80代と幅広い年代の方が、体のどこかに冷えを感じ、カイロを貼ったり腹巻をしたりして、日々の冷えを和らげたいと工夫を凝らしています。このような冷え性の方たちへ、少しでも緩和できるような漢方薬をご紹介していきます。

本来、冷え性」と言ってもいろいろなタイプがあり、どこがどの程度冷えるのか、冷えの他にどんな体の不調があるのか、等が分かって、初めて適切な漢方薬をお選びできるのですが、今回はダイジェスト版として簡単に、分かりやすく、書きますのでご覧ください。






①血冷タイプ

冷えることで血流が悪くなるため、末端の手足や下腹部に冷えを感じる。

特に生理時に冷えやすく、冷えとともに生理痛や頭痛が起こりやすい。

普段から顔色が蒼白く、貧血ぎみ。月経遅延や月経過少。

代表処方:当帰芍薬散、当帰四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯


②腹冷タイプ

特に腹部、胃から腸にかけて冷える。

普段から胃腸が弱く、冷たいものを食べると下痢しやすい。

お腹にカイロを貼っておくと安心。

代表処方:人参湯、附子人参湯


③下冷タイプ

腰から下の下半身が冷える。

このタイプの方は、水の代謝が悪く、冷えとともに下半身が浮腫みやすい。

代表処方:防己黄耆湯、苓姜朮甘湯


④全冷タイプ

体全体が冷えて、活動力や抵抗力が落ちている。

高齢の方や病後の抵抗力が弱っている方。

代表処方:真武湯、四逆湯


⑤上熱下寒タイプ

足は冷えるが顔は火照るので、エアコンが苦手。(月経前症候群)

更年期、またはPMS(月経前症候群)でイライラ、のぼせ、便秘になりやすい。

代表処方:加味逍遙散、桂枝茯苓丸、桃核承気湯


以上、冷え性を5つのタイプ別に分けて書かせていただきました。

これを見ても、②のような?④のような?ハッキリしない…等あると思います。

人の体は複雑ですし、①+⑤と複合したり、②>④という形で共存することもあります。


迷う方は、お近くの医療機関に相談されてみてくださいね。

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