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「冬にも多い目まい/グルグル回転する、ふらつく」

更新日:1月19日

「寒冷前線が近づく頃に、大きな目まいが起こる」

「朝け方、トイレに起きた時にふらついて歩けない」

「横になると、天井がぐるぐる回る」

「首を傾けると、ぐるんと回る」

「大きな目まいの後、小さな目まいが断続的につづく」

このように冬に多い目まいの起こり方や症状は様々ですが、これらが起こる原因にはある共通点が…

目まいは一年中起こる病症ですが、冬に多い目まいは体の中である状態になりやすいという特徴があり、それが病因となっているケースが多くみられます。

冬と言えば、冷え

では、冷えると何故めまいが起こるのでしょう?

体の60%以上は体液という水で構成されていて、たえず体内を循環しています。体が冷えるとこの水の流れが悪くなり、水溜まりのように一部分に停滞します。その場所が、胃です。胃に溜まった冷たい水は胃で吸収されず、頭部へと上衝することで、激しい目まいとなります。

ですので、冬に目まいを起こしやすい方には、胃の弱り、冷え、むくみのある方が多いです。

普段は胃弱ではなくても、ひどく疲れた時に暴飲暴食したり、夜遅く食事をしてすぐに就寝することで胃に負担がかかり、急激な目まいが起こることがあります。

これらを踏まえて、次に冬の目まいの対処法です。漢方薬で目まいの薬といえば、沢瀉湯、苓桂朮甘湯、五苓散、半夏白朮天麻湯などが有名です。でも、これだけでは治まらない目まいが実際にあります。

それは冬の目まいには、陽気不足(冷え)が大きく関わるためです。

「冷えは水を呼ぶ…」

そのため、水の代謝を促しながら陽気を補うことが必要となります。例えば、桂枝、生姜、乾姜などを適宜使って温めながら水溜まりを除いていく必要があります。

さらに予防法ですが、今までのお話しからも分かる通り、大事な場所は胃です。腹八分目にして胃に負担をかけない、そして冷やさないように気をつけて下さい。

また横になると目まいが起こる、または明け方に起こりやすい方は、枕を高くして(枕の下にタオルを入れる等)眠ると楽になる場合もありますのでご参考までに。


一度激しい目まいを経験した方は、また起こるのでは…という強い恐怖心を持たれると思います。

くり返さないために、体に合った漢方薬をお試しください!

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