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「ホルモン療法の副作用‥」

最終更新: 4月24日

乳がん治療のためホルモン療法を始めてから、「とにかく体がだるくて一日中眠い。食欲もなく、汗が出ると止まらなくなる‥」。治療しながらも仕事は今まで通り続けたい、今回はそんな切実な思いに漢方でどう対処できるか、お話しさせていただきます。

乳がんは女性の癌では一番罹患率が高く、14人に1人くらいの割合。特に30代後半~50代前半、60代前半が多いことから、ホルモンバランスが変わりやすい成熟期以降に多いとも言えます。放射線治療をしながら、薬物療法(抗ガン治療、ホルモン療法)を行うため、副作用がでて体がつらくても通院しなければならない、心身ともに過酷な状態だと思います。

しかもこの世代の女性は、仕事や家事もなるべく今まで通りやりたい!辛抱強く、がんばる方が多い!!

副作用の症状で多いのは「ほてり、発汗、頭痛、不眠、めまい、倦怠感、うつ、体重増加」等ですが、これはまさしく更年期症状と合致します。当然なことなのですが、ホルモン療法は女性ホルモンの一つであるエストロゲンを抑えるため、更年期のエストロゲン減少と同じ状態を作るからです。

このような病態によく使う漢方として、加味逍遙散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸があります。これらの漢方は確かにホルモンバランスを整える、当帰、芍薬、桂枝などが入っているため体の状態に合えば効果があると思います。ただ、漢方の難しいところ、大事なポイントとなるのは、今体がどのような状態にあるのか、それを改善するためにはどの生薬がどれくらい必要なのか、これを正確に見極めることができるか、これに尽きると思います。

ですので、漢方を飲まれるときは、必ず漢方に精通した医療機関をお選びくださいね。

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​漢方薬局 香寿堂 | 世田谷区船橋1‐37‐1 | 03‐5799‐4848 

  営業:月火木金9‐18時、水土9‐13時(日祭お休み)

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