グルグル回る、フラフラする、斜めに傾むく…
めまいの症状は様々ですが、一度経験された方は、
「あの時の感覚がまだ体に残っていて、怖い。また起きたらどうしよう…」
毎日、再発の不安に怯えながら、生活している方がいらっしゃいます。
「めまい」は、体の平衡バランスを乱すだけでなく、心の安定も脅かします。
また起きるのでは…
という不安のために、外出や行動を諦めなければならない。
また一度起こると、その時の余韻が感覚的に残ってしまい、数日は歩いていてもフラフラ、グラグラして、地に足がつかない感じが続く。
耳鼻科や脳神経外科へ行っても、「異常はない、自律神経の乱れでしょう」と。
めまいで漢方相談にみえる方は、殆どが、このような方です。
では、漢方薬でめまいをどのように改善するかですが、
先ず、めまいが何故起こるのかを考えます。
水の代謝が悪いのか、疲労による陰陽のバランスの乱れか、ストレスによる疏泄失調か、等々。
これらを判断するには、次の情報が必要となります。
・めまいが、どんな時に起こりやすいか?
・めまいと共に、他に症状はあるか?(例えば、吐き気、頭痛、下痢など)
・めまい以外で、今、体で気になるところ
以上のことと、体質、そして生活環境などから総合的に「証」を判断して、漢方薬を調合します。
初めは、煎じ方、お味見で、2~3日お試しいただく。
その後1週間、そして最終的に2週間のサイクルで様子を伺い、薬を調整していきます。
変化の現れ方は、体が漢方薬にどう反応するかで変わってくるので、申し訳ありませんがはっきりとお答えできません。
ただ、体の反応が良い方は、飲み始めて、1~2週間で体調の変化を感じられています。
香寿堂、での「めまい」のアプローチの方法を書かせていただきましたが、お伝えしきれないところが多々あるかと思います。
不足の部分はお電話でも対応させていただきますので、質問のある方はお気軽にご連絡くださいませ。
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